例大祭について
太鼓台
太鼓台は全町で二十台あり、本年は14台が巡行します。太鼓台の形態は、車輪のついた台の上に鳥居が乗っており、その鳥居に大太鼓が下げられ小太鼓が台にくくられています。
また鳥居の上には各町それぞれの人形が乗っており、夜になると丸提灯を下げる屋根にとりかえられます。
(人形についてはこちらをご覧ください)加えて前方には綱がついており、この綱を各町の子供達や役員が引っ張ります。
また、この例大祭は、「下田太鼓祭り」とも称され、その由縁は各町から太鼓台が繰り出し、町内を隅なく勇壮に練り歩くこととされています。この様式は、江戸時代第二代下田奉公、
今村伝四郎正長公が創めて制定したもので、大阪夏の陣に大勝した徳川方の軍勢が大阪城に入城した節、徳川の威風を宣揚し、志気を鼓舞して堂々と入城した陣太鼓をまねたものです。
本番を迎える1ヶ月以上も前から毎晩、各町の若者はそれぞれの通りの軒先で練習を重ねます。